フィギュアスケートの世界選手権で銀メダルを獲得した羽生結弦(20=ANA)が30日夕、中国・上海から羽田空港に帰国した。

 めがね姿で到着ロビーから姿を見せた。出迎えたファンから「おつかれさま」とねぎらいの言葉をかけられ、笑顔で応えていた。「帰国するとやっぱりホッとする」と話し、日本人初の連覇を逃したことに「優勝ならすがすがしいと思うけど…。悔しい気持ち」と心中を語った。海外での試合にもかかわらず大きな声援を受け、「大舞台で、自国並みの応援を送ってくれた。とてもうれしかった」とファンに感謝した。

 国別対抗戦の出場については未定とし「出るなら頑張る、出ないならしっかり回復させて、来季につなげたい」と話した。