2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は21日、トヨタ自動車社長で組織委副会長の豊田章男氏が副会長を辞任したと発表した。

 豊田氏は「経済界としての大会支援に専念することとした」とコメント。

 豊田氏は五輪・パラリンピック等経済界協議会の会長を務めており、武藤敏郎事務総長は「協議会会長は組織委に提言する立場。一方、組織委副会長はそれを伺う立場であり、両立場を整理されたのでは」と話した。後任にはパナソニックの津賀一宏社長が就任する予定。今後、評議委員会、理事会を経て選任する。