日本女子中長距離のエース田中希実(26=豊田自動織機)が31分41秒22で優勝した。序盤は樺沢和佳奈(三井住友海上)らに続く3番手で入ったが、上位2人をかわして4000メートルすぎで先頭まで追い上げ、独走でフィニッシュした。

2位には32分8秒39で樺沢が入り、3位には32分12秒64で山崎りさ(積水化学)が続いた。

会場には、9月の愛知・名古屋アジア大会マラソン代表に内定している矢田みくに(26=エディオン)の姿もあり「今日は男女1万メートルの応援に来ました」とにっこり。合宿でともに練習した仲間が上位3位に入る展開と、応援にも熱が入り「もう声がかれちゃいました!」とうれしそうに目を細めた。

今大会は愛知・名古屋アジア大会の代表選考を兼ねたレースだったが、女子は派遣標準記録(31分14秒63)を突破できず。一方で、男子は日本記録27分5秒92を持つ鈴木芽吹(24=トヨタ自動車)が派遣標準記録27分31秒27を突破する27分20秒11の好タイムで優勝し、代表権を確実とした。