新国立競技場の新たな建設計画が22日決定したことをめぐり、前スタジアム計画をデザインした英国のザハ・ハディド氏は「今日発表されたデザイン案は、我々が発表したものととても似通っている」とコメントした。

 同氏は自身の建築事務所を通し「スタジアムのレイアウトや座席配置が似ており、我々の2年間のデザインワークとコストカット案の要素を確認できる」とした上で「もし我々のオリジナルデザインをもとにしていれば、スタジアム建設はすでに行われていた。20年東京五輪に間に合わないというリスクも回避できたはずです」と指摘した。