卓球の世界選手権団体戦(28日開幕・クアラルンプール)の日本代表選手の記者会見と壮行会が3日、都内で行われた。世界ランキング4位で、チーム最年長の福原愛(27=ANA)は「リオ五輪前の最後の団体戦。五輪へ向けていい流れを作りたい」と、重要な位置付けの大会との認識を示した。

 福原は遠征中の大切なグッズに「洗濯板」を挙げた。「ずっと洗濯板を探してました。青森産のヒバで、生地を傷めないし、遠征に持って行けるサイズ。靴下の汚れが完璧に落ちます。確か1200円です」。シューズのソールの汚れが靴下に移るが、その汚れも洗濯板での手洗いなら確実に落ちると絶賛。真っ白に洗濯した靴下で強豪国との真剣勝負に挑む。

 1次リーグではドイツなどと同組でベールに包まれた北朝鮮との第3戦(29日)が注目だ。