男子200メートル背泳ぎ決勝で、入江陵介(イトマン東進)が1分56秒30で、この種目10連覇を果たした。2位の金子雅紀(24=YURAS)とともに派遣標準記録を突破し、リオ五輪代表に内定した。

 100メートルとの2冠にも輝いた入江は「10連覇はうれしく思う。タイムは遅いので悔しいが今の自分の状態ではしかたない。夏に向けてしっかり練習したい。期待してください」と話した。

 初の五輪となる金子は「この大会は調子がよくなかったが、周りの人が支えてくれて…」と涙をみせた。「去年の世界選手権は10位というふがいない結果に終わってしまったので、五輪は入江さんと一緒にメダルを狙いたい」と意気込んだ。