左足甲の靱帯(じんたい)損傷で全治2カ月となったソチ冬季五輪王者の羽生結弦が所属するANAの城田憲子監督は27日、来季のプログラム作りなどの本格始動が6月ごろになるとの見通しを示した。

 例年より約1カ月遅れることになる。

 シーズン序盤から左足を痛め、年明けに悪化。2日に閉幕した世界選手権後に全治2カ月と診断された。現在はスケート靴を履かず、血行を良くするための治療やストレッチなどをしているという。城田監督は「今のところ、来季への影響はないはず」と話した。