前哨戦は1勝1敗!? Bリーグ1部(B1)秋田ノーザンハピネッツSG田口成浩(26)が12日、都内で行われた「B.LEAGUE TIP OFF カンファレンス」に出席。24日の開幕戦で激突する栃木ブレックスのPG田臥勇太(35)と舌戦を繰り広げた。

 先制攻撃は田口から仕掛けた。冒頭の意気込み。「秋田には日本一のクレージーピンクがいる。ブースターと一緒に強豪チームに戦っていきたい」と一気に話すと、お決まりのかけ声を叫んだ。「おいさー!」。ひそかに流行語を狙っている言葉に続いてマイクを握った田臥がひるんだ。「田口の後は非常にやりづらい」。得意の3点シュートのように外から射抜いた。

 だが、敵も日本代表。能代工出身のレジェンドは続いて行われたファッションショーで仕掛けた。麦わらハットにTシャツ。紺のペイズリー柄のシャツをゆるく羽織り、緑色の短パンというスタイルを攻め込まれた。田臥は「秋田から来られた方が特に格好いい。秋田県ではイケてるんじゃないですか?」。これに同席したタレントのIVAN(32)も「ケツメイシじゃない?」と同調するダブルチーム。田口は「田舎くさいかも知れないけど、田舎を代表してここに立っています」とサングラスをかけて防ぐのがやっとだった。イベント後、田口は「倍返しを食らいましたね」と苦笑い。それでも「栃木が強いのは分かっている。でもバスケはやらないと分からない」と話す。秋田の新旧スター対決は開幕戦で勝者が決まる。【島根純】