<陸上:セイコースーパー大会>◇23日◇川崎市等々力陸上競技場

 男子100メートルは北京五輪400メートルリレーで銅メダルに輝いた朝原宣治(大阪ガス)が日本人トップの10秒37で3位となり、現役最後のレースを締めくくった。

 リレーメンバーの塚原直貴(富士通)は10秒39で4位、末続慎吾(ミズノ)は5位、高平慎士(富士通)は7位だった。

 男子ハンマー投げは室伏広治(ミズノ)が81メートル02で優勝し、北京五輪覇者のプリモジュ・コズムス(スロベニア)は78メートル59で3位。同棒高跳びの沢野大地(ニシ・スポーツ)は5メートル60、同走り高跳びの醍醐直幸(富士通)は2メートル21、同400メートル障害の成迫健児(ミズノ)は49秒68でいずれも2位だった。

 女子100メートルは五輪代表の福島千里(北海道ハイテクAC)が11秒70で優勝。同走り幅跳びの池田久美子(スズキ)は6メートル45の2位で、北京五輪銀のタチアナ・レベデワ(ロシア)が制した。