福岡国際マラソン(7日)に出場する国内外招待選手の記者会見が5日、福岡市のホテルで行われた。日本人トップが、09年世界選手権(ベルリン)の代表に内定する。04年アテネ五輪代表の油谷繁(中国電力)は「去年は五輪を狙ったが、出場できなかった。自分の中でゼロからのスタート」と話した。北京五輪は補欠だった藤原新(JR東日本)は「スタートラインに立つときは優勝するつもりで走る」と意気込んだ。

 2人のほか、国内からは松宮佑行(コニカミノルタ)、入船敏(カネボウ)、佐藤智之(旭化成)らが出場。2時間6分台の自己ベストを持つフェリックス・リモ、北京五輪銅メダルのツェガエ・ケベデ(エチオピア)らに日本勢が立ち向かう。