<陸上:仙台国際ハーフマラソン>◇10日◇仙台市陸上競技場~仙台市役所市民広場の21・0975キロ

 世界選手権(8月、ベルリン)の女子マラソン代表・赤羽有紀子(ホクレン)が、1時間8分50秒で優勝した。8キロすぎから独走し、2位のモンビ(アルゼ)に約2分半の差をつけた。「今日は1時間9分を切れるとは思わなかったんで、すごくいい収穫でした」と、マラソン練習中に臨んだレースでの好タイムを喜んだ。

 男子は、アルン・ジョロゲ(小森コーポレーション)が、1時間2分2秒で優勝。日本人トップは、1時間2分34秒で3位に入った北岡幸浩(NTN)。この大会は世界ハーフマラソン選手権(10月、英国)の選考会を兼ねており、赤羽と北岡は代表選出が有力になった。