北京五輪男子マラソンの金メダリストでケニア出身のサムエル・ワンジル(ザバス)が8月の世界選手権(ベルリン)を辞退し、10月のシカゴ・マラソンにエントリーした。同選手の代理人が23日、明らかにした。

 シカゴの大会主催者は21日に招待選手を発表し、4月のロンドンで2時間5分10秒で優勝したワンジルは「自己ベストを出したい」とコメント。ケニア陸連に選出された世界選手権代表を辞退して9月のベルリンで世界記録に挑戦する予定だったが、シカゴで記録を狙うという。