バレーボール男子の元日本代表で、プレミアリーグのJTを退団して2部のチャレンジリーグ、つくばユナイテッドに入団した加藤陽一(32)が29日、東京都内で記者会見し「僕自身が積み上げてきたものをチームに還元したい。核となる選手になれれば」と抱負を述べた。

 加藤はチームの常任理事に就任し、松田裕雄監督兼ゼネラルマネジャー(GM)は「数年前から、ずっとアプローチしていた。経営にも携わってもらう」と期待した。つくばユナイテッドは加藤の母校の筑波大が中心となって2005年に発足した地域密着のクラブチームで、昨季はチャレンジリーグで4位だった。