フィギュアスケートのフィンランディア杯(9~10日・フィンランド)で優勝した高橋大輔(関大大学院)が12日、関西空港着の航空機で帰国。右ひざ手術から復帰し、約1年半ぶり出場の競技会で勝ち「お客さんのプログラムへの反応がよかった。今回は収穫ばかり」と手応えを口にした。

 来年2月のバンクーバー冬季五輪に向けたシーズンが本格的にスタートし「この試合を経て五輪が形になってきた。また気持ちが引き締まった」と充実の表情。大会ではジャッジから技術面での具体的な指摘を受けたそうで「課題がたくさん見つかったし、いい経験だった」と振り返った。

 次戦はグランプリ(GP)シリーズのNHK杯(11月6~8日・長野)に出場予定。「それまでにどこまで自分を上げていけるのかが楽しみ」と話した。