<体操:世界選手権>5日目◇20日◇オランダ・ロッテルダム
エース鶴見虹子(朝日生命ク)とともにチームを引っ張った23歳の田中理恵(日体大大学院)が、試合後のインタビューで突然、声を詰まらせた。「北京五輪は5位。自分がチームに入って順位が落ちたら嫌だなって、不安な部分があった」。プレッシャーから解放され、胸に閉じ込めていた思いが涙とともにあふれ出た。
予選を上回る4種目の合計得点は、世界のトップ選手に引けを取らなかった。「泣かんでおこうと思ってたのになあ」。照れ隠しの笑みに安堵(あんど)感がにじんだ。



