<競泳:日本選手権>◇2日目◇3日◇東京辰巳国際水泳場

 男子100メートル平泳ぎで、優勝した北島康介(29=日本コカ・コーラ)が五輪代表を決めた。

 試合後のインタビューは以下の通り。―4大会連続五輪となった喜びは前回の五輪とどう違う?北島

 今回また違った意味で格別な気持ちでいっぱいです。4年前(北京)8年前(アテネ)とは違って、高いレベルで五輪代表を決められてうれしい。―日本新記録だった北島

 去年(世界選手権100メートル)は情けないレースで、悔しい思いをした。ことしは(五輪で)絶対100メートルで勝負したかった。あきらめない気持ちと若手の成長にも刺激を受けて、自分を奮い立たせることができた。自己ベストを出せたのは大きな自信になる。100で世界で勝負できるかといえば(現段階では自分が)分が悪い。―修正すべき点は?北島

 全部です。―これから五輪に向けて抱負を北島

 夏まで世界で勝負できるよう頑張っていきたい。まだ、(残っている)200は厳しい戦いになる。(隣で泳いだ立石)諒にしてもいい選手がいっぱいいますが、29歳、頑張ります。