<競泳:日本選手権>◇5日目◇6日◇東京辰巳国際水泳場

 男子200メートル平泳ぎ決勝は、北島康介(29=日本コカ・コーラ)が2分8秒00で優勝、2位立石諒(22=NECグリーン)とともに100メートルとのダブル五輪出場を決めた。北島はプールから上がった瞬間、両手人差し指を天に突き上げた。

 競技後のインタビューは以下の通り。―今の気持ちは?北島

 (息づかい激しく)はぁ、はぁ、はぁ~、何も言えねえ~~!100に比べて200というのは、激戦で100が決まっても200で気を緩めることなく決めなきゃいけなかったので、とりあえず、決められてホッとしています。レベルも高い200平で記録もまずまず、五輪にもつながると思う。(2位で隣のコースの立石)諒が俺のことを見ながら泳ぐからペースをつくっていかなきゃならなかった。29歳…しんどかったけど。―立石との表彰台も見えてきた

 彼(立石)は努力をしない天才なのでこれから努力をしてくれると思うけど…。一緒に表彰台に立てるように頑張りたい。―ファンに向けて金メダルを期待してくれると思うので一日一日を大切に皆様の期待に応えられるように頑張りたい。