ロンドン五輪でテニスの日本代表を率いる村上武資監督は15日、全仏オープン(5月27日~6月10日・パリ)終了後の世界ランキングで決まる五輪シングルス出場権で、男子は現在19位で出場が確実な錦織圭(日清食品)に加え、61位の添田豪(空旅ドットコム)の2人が獲得する可能性が高くなったことを明らかにした。女子で現在73位のクルム伊達公子(エステティックTBC)と77位の森田あゆみ(キヤノン)は現状で厳しいという。

 シングルス出場権は6月11日付の世界ランクで各国・地域最大4人の上位56人に与えられる。14日付の最新ランクで男子は錦織が18番手、添田が51番手と出場圏内におり、伊藤竜馬(北日本物産)も57番手。女子はクルム伊達が65番手、森田が68番手となっている。