フィギュアスケート男子の高橋大輔(関大大学院)が11日、約2週間の北米合宿の出発前に大阪(伊丹)空港で記者会見し、現役最後との覚悟で臨むソチ冬季五輪シーズンのフリーはビートルズのメドレーで「愛」をテーマに滑ることを明らかにした。
振付師は浅田真央(中京大)も手掛けるカナダ人女性のローリー・ニコルさんに初めて依頼した。
ショートプログラム(SP)は広島市出身の被爆2世で両耳が聞こえない佐村河内守さん作曲の「バイオリンのためのソナチネ」を使い、銅メダルに輝いたバンクーバー五輪と同様に宮本賢二氏が振り付けした。
27歳の高橋は「イエスタデー」など五つの名曲をつないだフリーを「最高のものになる」と予想し、SPは「希望を感じる曲」と表現。「最後になるかもしれないシーズンなので悔いのないようにしたい。応援してくれる方々に感謝の気持ちを込めてプログラムで恩返ししたい」と話した。
10月に本格開幕する今季は18歳の羽生結弦(ANA)ら若手との激しい代表争いが待ち受ける。「4回転などジャンプの構成は昨季のまま。五輪は最高の舞台。みんなに勝ちたい」と決意を口にした。


