国際体操連盟(FIG)は5日、体操の世界選手権で成功した12の新技を正式発表し、17歳の白井健三(神奈川・岸根高)が披露した3つの技に「シライ」の名が付いた。FIGは五輪や世界選手権など主要国際大会で初めて成功した選手の名前を技の別名として採点規則に載せる。

 金メダルに輝いた床運動で「後方伸身宙返り4回ひねり」が「シライ」、「前方伸身宙返り3回ひねり」は「シライ2」と命名され、跳馬の「伸身ユルチェンコ3回ひねり」は同じく成功した韓国選手との連名で「シライ/キムヒフン」となった。