個人総合で争う体操のW杯東京大会(5日)の公式練習が3日、会場の東京体育館で行われた。男子では昨年世界選手権で個人総合4連覇の内村航平(25=KONAMI)銀メダルの加藤凌平(20=順大)が出場する。優勝なら10月の世界選手権(中国・南寧)代表が決まるだけに、この日の練習からともに仕上がりの良さを示した。

 内村は世界選手権代表のかかる今季初戦に「いつもより力が入ってしまうかもしれない。そこは6割くらいに抑えてやることで、いつも通りの演技ができると思う」と冷静に言った。技の何度を示すDスコア(演技価値点)の得点も上げ「難しく、美しくやることがテーマ」と今季の目標を掲げた。

 加藤はオフから課題のつり輪とあん馬を強化。試技会では得点も上がり、自信をつけてきた。「(内村に)確実に近づいていると思う。自分が完璧に演技して、航平さんが1つミスしてくれればはりあえる」と内村超えに闘志を燃やしていた。