<卓球:JA全農世界選手権団体戦>◇第4日◇1日◇東京・代々木第1体育館◇男女1次リーグ

 世界3位の日本女子が、同60位のオーストラリアに3-0で快勝し、1次リーグB組を、1試合も落とさない5戦全勝で突破した。エースの石川佳純(21=全農)を温存する余裕の采配で、平野早矢香(29)、田代早紀(23)、森さくら(18)の布陣で挑み、格下の相手に圧勝した。

 また、この日、決勝トーナメントの組み合わせ抽選が行われ、日本女子は、3日に行われる決勝トーナメント準々決勝で、同7位の台湾と同8位のオランダとの勝者と対戦する。日本女子が苦手とする同2位の韓国、同9位の北朝鮮は、反対ブロックの中国側に入り、村上恭和監督は「いい組み合わせになった」と手応え十分だ。

 83年東京大会以来、31年ぶりの決勝進出も見えてきた。