<競泳:W杯兼日本選手権>◇第1日◇28日◇東京辰巳国際水泳場◇短水路(25メートルプール)◇男女18種目決勝

 男子100メートル個人メドレーで萩野公介(20=東洋大)が52秒03で優勝した。昨年マークした自身の日本記録には0秒45及ばなかったものの、貫禄を示した。

 また、スピード強化の一貫で国際大会では初めて100メートル自由形に出場。47秒57で5位に入り「本職の選手たちのスピードを体感できた」と収穫を口にした。

 オフ明けで、久しぶりにウエートトレを再開するなど、背中は筋肉痛の状態。29日は200メートル自由形と200メートル個人メドレーに出場する。「明日は最後まで持つか不安」とジョーク交じりに言うほど本調子には遠いが「現状の力を知るためにも頑張ります」と続けた。