スキー中の事故で意識不明の重体となったF1シリーズ元王者ミハエル・シューマッハー氏(45=ドイツ)が意識を取り戻し始めたと、代理人のケーム氏が4日、明かした。

 同氏は「ミハエルは進歩を見せている。意識を取り戻し、目覚める瞬間を見せている」との声明を発表した。

 シューマッハー氏は事故後、脳の腫れを引かせるために人工的に低体温の昏睡(こんすい)状態に置かれた。その後、鎮静剤の投与が抑えられ、意識を取り戻すための処置が行われてきた。