陸上男子棒高跳びの沢野大地(28)が6日、マウントサックリレー大会に出場するために渡米。自らの希望で、ニシ・スポーツとの所属契約を3月限りで更新しなかったことを、「北京五輪が終わってロンドンを目指す中で、プロの選手として心機一転という形を取りたかった」と話した。不況で新たな所属先を探すのが困難と覚悟した上で新天地を求めた。

 肩書だけでなく、助走も変えた。今季はパワー重視の走りから、03~05年シーズン時の自然体な走りに戻した。また4日には異分野のアスリートと交流を持った。その中にはホットドッグ早食いの元世界王者でフードファイターの小林尊氏もいて「のみ込む力をつけるために筋トレもしているそうです。みんな勝つことを目指して努力している」と刺激を受けたという。