フィギュアスケート男子の高橋大輔(23=関大大学院)が「省エネ4回転ジャンプ」を身につけたことを明かした。右ひざ手術から約1年半ぶりに実戦復帰するフィンランディア杯が9日、フィンランド・バンターで開幕。8日の非公式練習ではフリーの「道」が流れる中、冒頭の4回転トーループを着氷した。「自分でもビックリ。けがする前の6~8割の力で跳べる」と、10日のフリーで挑む4回転へ自信を取り戻した。

 故障前は体の硬さから、踏み切りの際に力んで4回転で体力を消耗していた。それがリハビリを通して柔軟性が備わり、4回転の後も余力十分となった。4月に氷上練習を再開後「4回転を片足で着氷できたのは2度目」ながら、一昨季のようにフリーで2度の4回転も視界にとらえ始めた。(バンター=高田文太)