<高校総体:柔道>◇8日◇沖縄県立奥武山総合運動場武道館◇男子団体

 3回戦で東海大浦安(千葉)が東海大仰星(大阪)との“兄弟校対決”を制し、07年以来のベスト8進出を決めた。先鋒(せんぽう)の岩永力樹(3年)が大外刈りで1本勝ちし、中堅でエースの渡辺勇人(3年)が得意の払い腰を決め、早々と勝負を決めた。1回戦から3試合連続で1本勝ちした岩永は「普段は仲間だけれど、試合になれば敵。いい雰囲気をつくることができた」。大会前には2連覇中の東海大相模(神奈川)と4日間の合同練習を行った。竹内徹監督は「付属の強豪校と練習して、刺激を受けることが多かったと思う。今日は積極的な柔道ができていた」と手応えを感じていた。