ノルディックスキー世界ジュニア選手権(トルコ・エルズルム)で団体&個人の2冠に輝いた15歳の高梨沙羅(北海道・上川中)が2月29日、凱旋(がいせん)帰国した。予定より1日遅れの成田到着に疲れた様子も見せず「団体の方がうれしかった」と笑顔。今季初めて17歳の王者ヘンドリクソン(米国)を破り、各国指導者から「もう沙羅がリーダーだ」の声も上がったという。今日1日開幕のW杯蔵王大会に向け「トルコよりいいジャンプをしたい」と話した。