隠れた金メダル候補「コンタバ」が、五輪本番への意欲を口にした。セーリングのロンドン五輪代表9人が24日、都内で会見した。女子470級の近藤愛(31)と田畑和歌子(28=ともにアビーム)は、そろって「表彰台の一番高いところに立ちたい」と意気込みを話した。昨年のプレ五輪で優勝し、世界ランクも1位。「力を出せれば、結果はついてくる」と田畑は自信をみせていた。

 2人は北京五輪後に「ロンドンで金メダルを」と誓い合ってコンビを結成。鎌田奈緒子との「コンカマ」で北京五輪14位に終わった近藤は「北京の悔しさがあったから、今までやってこれた」と言う。スキッパーからクルーに転向した田畑も「最初は苦しかったけど、目標は変わらなかった」と話した。