先月のフィギュアスケート全日本選手権で6度目の優勝を果たした浅田真央(22=中京大)が5日、大阪府門真市のなみはやドームで開催された「スターズオンアイス」で、13年の初滑りを行った。今年の目標について、「SP、フリーともに、シーズン後半にはアクセル(3回転半ジャンプ)を入れたいと思ってやってきた。そのための練習をしていきたい」とよどみなく言った。全日本選手権直後にも今後の構成に組み込む意向は示していたが、各プログラムで1回ずつ、1大会で計2回跳ぶことを明言したのは初めてだ。
全日本選手権後も1日休んで練習を開始。「おうちでおせちを食べておいしかったです」とはにかんだが、正月休みも元日だけだったという。ほぼ休養なしで、練習に没頭した。今季はSPについて「確実に滑ること」を念頭に置いてきた。だが、年末年始につかんだ手応えが、挑戦への意欲を高めたようだ。
3回転半の公式大会での成功は、11年2月の4大陸選手権のフリーまでさかのぼる。以降は佐藤信夫コーチと話し合い、安定感を取り戻すまで封印してきた。来月に迫る同じ舞台で決めれば、2年ぶり。来年に迫るソチ五輪に向けて、完全復活ののろしとなる。
この日のアイスショーでは、映画「メリー・ポピンズ」の曲に乗って、白いスカートをなびかせながら2回転半ジャンプを2回跳んだ。今後は今月中旬以降にカナダに数日間滞在。ジャンプも含めたSPの手直しをし、“解禁日”へ向けて万全を期す。【阿部健吾】


