<体操:W杯シリーズ東京大会>◇第1日◇6日◇東京・駒沢体育館
個人総合の前半3種目を実施した男子はロンドン五輪代表の加藤凌平(19=順大)が2位につけた。3種目すべて14点台後半の演技をそろえ、合計44・300点。首位のオレグ・ベルニアエフ(ウクライナ)に0・725点差と迫り、今日7日の後半3種目で逆転優勝を狙う。
逆転優勝を射程圏内にとらえながら、加藤の表情はさえなかった。会場では一番の声援を受けたが「自分の中では、1つも納得できる演技はできなかった。今日は耐える試合だった」と反省を口にした。得意とする床では、最後の着地でラインから1歩はみ出して大きく減点。出場7選手のうち6位のスタートとなった。続くあん馬は3位、つり輪は4位と高得点はなかったが、安定した演技で2位につけた。
首位のオレグは同年齢ということもあり、加藤は大会前にライバルとして名前を挙げていた。オレグもこの日、加藤について「将来、強力なライバルになる選手だと思う」と応戦した。
今日7日は、跳馬、平行棒、鉄棒の3種目が行われる。平行棒は、種目別のW杯フランス大会(3月17日、ラロシュシュルヨン)で優勝したばかり。「指先や足先まで注意して、攻める試合をしたい」と静かに闘志を燃やした。【保坂恭子】


