男子フィギュアの高橋大輔(28)が2日、自らが発起人となって4回目の開催を迎えた神戸市内での「東日本大震災チャリティー演技会」に参加した。

 進退を熟考中の高橋は、現役続行の場合は18年平昌(ピョンチャン)五輪を狙う考えを示した。五輪後は右膝の回復に努めて「3月は10年ぶりぐらいにゆっくりした」。その上で「続けるなら1、2年じゃなくて五輪を目指してしまう。その覚悟が持てたら続ける」。高橋は2月19日にも現役続行の際、31歳での五輪を目標にする方針を口にしていた。今回のイベントには2520人が集まり、4年連続となったチャリティーの通算義援金額は1億円を超える見通しだ。