10月の体操世界選手権で個人総合5連覇を果たした内村航平(25=コナミ)の祝勝会が21日、都内で開かれた。

 同選手権で初めて主将を務めた内村は「今後もやらせてもらえたら演技でチームを引っ張りたい。案外キャプテンに向いているなと思った」と主将志願を口にした。自覚の表れか、個人の栄誉より団体で中国に僅差で敗れたことを「団体にかけていたから素直に喜べない」とも話した。強行日程が続き現在、左手首を痛めており12月13日開幕の豊田国際は鉄棒のみのエントリー。それも「20年までやるとなると、小さいことが気になり無理できないから」と東京五輪までの現役続行を念頭に置いていた。