特別調査委員会は、蒼国来と星風の八百長関与認定に四苦八苦した様子だった。11日の臨時理事会後に記者会見した伊藤滋座長は「くたびれたよ」と苦笑いを浮かべた。
特に星風に関しては、八百長相撲を星風ととったとの元竹縄親方の証言が二転三転。結局、十両千代白鵬が1日の臨時理事会で行った証言を決め手にしたという。村上泰委員は「(千代白鵬は)理事会の場でほかの人の名前を出すのは相当な覚悟という言い方だった。虚偽の供述はあり得ないと判断した」と、苦しい舞台裏を明かした。
2月2日に設置された特別調査委は、物証が少ない中で、25人の関与を認定した。2カ月以上に及んだ実態解明を事実上終え、携帯電話のメール解析を待つのみ。最終報告の見通しについて、伊藤座長は「なるべく早くしたい。(解析で)何も出てこなければ(放駒)理事長に報告して、即日解散したい」と話した。

