名古屋場所6日目から左ひじの負傷で休場した横綱朝青龍(27=高砂)が、1年前の「サッカー騒動」を反省材料に、28日から母国モンゴルで「自主謹慎」に入ることが27日、分かった。この日、師匠高砂親方(元大関朝潮)の認め印付きの渡航許可書を関係者が日本相撲協会に提出。午後6時から愛知・蟹江町での高砂部屋パーティーに出席した後、28日発の帰国便に乗るために帰京した。当初は29日にモンゴル五輪代表ユニホーム発表会に出席予定だったが、これを急きょキャンセルしていた。
昨年の名古屋場所後も、朝青龍はモンゴルに帰国していた。この時は腰の疲労骨折などを理由に夏巡業の休場届を提出。しかし、母国でサッカーに興じていたことが明らかになり、2場所出場停止、4カ月謹慎処分の騒動になった。今年は場所を途中休場。「休場者が帰国するのか」と批判する協会幹部もいる中、騒動の再発を防ぐため、朝青龍は同国内でも公の場には出ないと決めたという。
パーティー会場内では包帯を巻いた左ひじを出席者に見せて「まだ、痛い」と話していたが、報道陣には「だいぶ良くなったよ。モンゴル巡業、楽しみだね~」と笑顔。診断は左ひじ内側側副靱帯(じんたい)損傷全治6週間だが、8月4日までに再来日して夏巡業(同5日~17日)も出場するという。悲願のモンゴル巡業(27、28日)を前に、朝青龍は昨年の二の舞いを避けるべく、慎重に行動する構えだ。

