大相撲夏場所(5月9日初日、両国国技館)に新大関として臨む把瑠都(25=尾上)が、ライオンをイメージした化粧まわしを贈られることが28日、分かった。尾上部屋東京後援会の高旗通博会長が明かしたもの。把瑠都が似ている俳優レオナルド・ディカプリオの「レオ」と、エストニア国旗に描かれている動物にちなんで、ライオンがほえているデザインに決まった。現在、製作が始まり、夏場所後に完成予定。6月12日に予定する尾上部屋の完成&把瑠都の大関昇進のダブルパーティーには間に合う見通しだ。

 把瑠都はこの日、都内の日本外国特派員協会に、尾上親方とともに招かれて会見。「私はいい相撲をとっても、悪い相撲をとっても、白星が大事。いい相撲をとっても、勝てなければ駄目。そう思います」と、勝負にこだわる相撲観を披露した。