15年ぶりの再登板となった阪神の岡田新監督が積極的に動いている。今月24日から甲子園で秋季練習がスタート。64歳の新指揮官は、初日から西勇、青柳ら練習免除組を集めて青空面談を実施し、直接オフの過ごし方などを確認した。
2日目には打撃練習後に野手陣を二塁ベース付近に集めて、打撃スタンスなど身ぶり手ぶりで指導。「みんなにこうしなさいという話じゃない。こういうこと(考え方)もありますよ、ということ」と、押しつけることなく選手に見本を見せた。打撃ケージ裏では選手のもとに歩み寄り、笑顔でアドバイスを送るシーンもあった。
2年目の佐藤輝とは40歳の年の差。一部では選手とのコミュニケーションを心配する声もあった。就任会見の際にも、若手選手とのコミュニケーションに不安は? という趣旨の質問が飛んだ。だが、秋季練習を見ている限り、そんな心配は不要。岡田監督の理論を早く吸収しようと目を輝かす選手の姿も印象的だ。
タイガースは全員が平成生まれの史上初のチームになった。唯一の40代だった糸井が現役を引退。昭和生まれの選手は在籍せず現時点で最年長は今年32歳の西勇、二保となる。12球団最年長の指揮官と、もっとも若いチームがどのような化学反応を起こすのか。そこが楽しみでもある。【阪神担当 桝井聡】




