新天地では結果を残し続けている。昨年オフの現役ドラフトでオリックスから阪神に移籍した漆原大晟投手(27)だ。

ここまで19試合に登板して防御率1・45。主にビハインドの展開でマウンドに上がることが多いが、走者がいる状況での火消しの役割もこなす。すでに昨年の登板数16を超えており、着々と試合数も増えている。。「積み重ねでここまでこれているのでそこはいい結果になってるかなと思います」と手応えも感じている。

昨年オフに2年目となった現役ドラフトでチームが変わった。初の移籍。「チームが変わりましたが、野球選手なので1試合でも多く試合に出たいという気持ちは変わらない」とマウンドでの仕事は変わらない。

ただ、今年にかける思いは人一倍だ。「やるしかない立場なのでやってやろうという思いで12月から過ごしてきている。一年間を通してチームに貢献できるように。チームのためにやることが自分のためになりますし、自分のためにやることがチームのためになると思う」とマウンド上で必死に腕を振り結果を残すことだけに徹している。

目指すはシーズン完走だ。34試合に登板した21年も開幕1軍に入ったが、フル完走には至らなかった。「打たれようが打たれまいが次の日にまた試合があるので一喜一憂せずにしっかり積み重ねていってシーズンが完走できるように」と今後を見据える。

11日からは古巣・オリックスとの対戦が控えている。登板すれば移籍後初めて。「もちろんチームが変わらないとドラフトで指名していただいた球団は対戦できない。僕もいろいろな感情がある球団ですけど、いい姿を、今やっていることをマウンドで表現できたらいいなと思います」。好投で古巣へ元気な姿を見せる。【遊軍=林亮佑】

阪神対西武 最後を締め坂本(右)と握手する漆原(2024年6月7日撮影)
阪神対西武 最後を締め坂本(右)と握手する漆原(2024年6月7日撮影)