いよいよ、役者がそろう。ソフトバンク柳田悠岐外野手(36)、山川穂高内野手(33)、近藤健介外野手(31)らS組選手が今日4日ヤクルトとのオープン戦(みずほペイペイドーム)から今年初めて実戦に出場する。

今春に新設されたS組は独自調整が一任された主力のこと。キャンプ期間中も、14日まではチームに合流せず、フリーで調整した。山川は「時間がありましたので、有意義に自分の練習ができた」。近藤は「自分自身の時間を使えましたし、集中しながらできた」。柳田も「しっかり練習できましたし、ここまではいいかなと思います」と語った。

メリットは他にもあった。S組によって例年以上に育成選手を含め、若手選手をキャンプA組(1軍)に呼ぶことが可能になった。アピールする機会は増え、小久保監督も「実際に若い選手を見られる時間が長かったっていうのは、プラスしかなかったので。城島CBOとも話しましたけど、来年以降も継続的に導入することでいいんじゃないかなというふうに思います」と振り返った。

メリットのあるS組導入も、あるファンはちょっとした寂しさを感じていた。野手のS組選手の実戦出場は4日から。今キャンプ中は紅白戦を含め、対外試合も1度も出場はしなかった。毎年2月にキャンプ地の宮崎を訪れるという男性は「見たかったですね。宮崎で1試合だけでも、打席に立っているところを。福岡に戻ってからが楽しみですね」と語った。まだ、オープン戦だが、山川、柳田、近藤ら主力の豪快な一打を期待している鷹党もいる。【ソフトバンク担当=佐藤究】

外野をランニングする山川(左)と柳田(2025年2月2日撮影)
外野をランニングする山川(左)と柳田(2025年2月2日撮影)