NHKが20日に放送した全国高校野球選手権大会(甲子園)の決勝、仙台育英-東海大相模の関東地区の平均視聴率が20・2%の高視聴率を記録したことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 午後1時から同2時22分までの放送枠が19・0%、続く同2時26分から同3時35分までの放送枠で20・2%を記録した。同試合は、東海大相模が10-6で仙台育英を破り、45年ぶり2度目の全国制覇を果たしたが、6回裏に仙台育英が3点差を追いつく、白熱した試合展開だった。

 決勝で20%台を記録したのは、06年8月20日の早実-駒大苫小牧の29・1%と翌日21日の再試合で記録した23・8%以来9年ぶりとなる。

 また、仙台育英の地元、仙台地区では34・8%だった。試合開始からニュースによる中断までの前半(午後1時~同2時22分)は関東地区が19・0%、仙台地区が32・3%だった。瞬間最高視聴率は関東地区で試合終了直前の24・0%、仙台地区では、仙台育英が同点のまま8回裏の攻撃を迎えた場面で40・4%を記録した。