秋季高校野球北信越大会を2日後に控えた11日、新潟南が公式練習に臨んだ。午前9時からハードオフ新潟で1時間。午後12時15分からは練習会場を長岡市悠久山野球場に移し、1時間行った。エース清水響介投手(2年)は、初戦の遊学館(石川2位)にターゲットを絞っていた。

パワーを爆発させるのは、本番まで取っておく。新潟南のエース清水投手は、軽い調整に終始した。ハードオフ新潟では室内練習場でフォームチェックを約20球。グラウンドコンディション不良のためシートが敷かれたままの球場では、フェンス沿いを軽く走った。悠久山野球場では、マウンドの感触を確かめるように約10球。「強打のチームと聞いている。甘いコースではなく、厳しいコースに投げて、攻めていきたい」と言った。

清水は初戦・遊学館戦の青写真をすでに描いていた。「内角を攻めて、強気でいきたい」と言った。持ち球は、最速136キロの直球にカーブ、スライダー、スプリット、チェンジアップと多彩。外角低めの変化球で空振り三振を奪うのが真骨頂だが、北信越は投球の幅を文字通り広げて勝利を狙う。

今夏は背番号3だった清水は、背番号1をつけた今秋が公式戦初登板だった。支部予選2回戦の初戦・新津工戦で初マウンドを迎え、7-0の完封。「緊張したが、初戦は無四球投球をして自信がついた」と言う。決勝戦は投げなかったが、準決勝までの5試合すべてで先発完投。準優勝に貢献した。「正直、ここまで来られるとは思わなかった」と話したが北信越も、思わぬ快進撃を右腕で果たすつもりだ。【涌井幹雄】