第91回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)の選考委員会が25日に行われ、昨秋の関東大会で優勝した桐蔭学園(神奈川)が、16年ぶり6度目の出場を決めた。初めて甲子園で指揮を執る片桐健一監督(45)は「身が引き締まる思い。力があるチームではないと認識している。関東大会では勝ったが、神宮大会では負けた。タイプの違う投手で勝っていくチーム。(打線は)速さ、スピード、機敏な野球を目指す」と意気込んだ。

森敬斗主将(2年)は「自分たちの気持ちは甲子園に向かっている。先輩とかプロで活躍している選手を胸に刻んでいる、感謝の気持ちを持ってプレーしたい」と話した。