なぜか、甲子園球児がよく生まれる市区町村がある-。膨大なデータから、全国1896自治体の“輩出指数”が明らかになった。「過去25年の夏の甲子園出場約2万1000人の出身市区町村と、その考察」と題し、47都道府県を完全公開する。


完全調査!1896市区町村


東京編 トップは江戸川区103人

過去25年間における東京都の甲子園輩出指数マップ
過去25年間における東京都の甲子園輩出指数マップ

北海道編 旭川市154人輩出、政令指定都市除くと全国第2位

北東北編 秋田県は独自算出で「輩出指数」東日本トップ

南東北編 福島県はV13聖光学院近隣が一気に躍進

新潟編 豪雪地帯の十日町市から01年夏16人

長野編 子ども数の少ない43町村25年間で21人輩出

北陸編 能登半島からの甲子園球児が目立つ石川県

北関東編 政令指定都市除き143人輩出の宇都宮市は全国第4位

埼玉山梨編 人口の割に輩出指数が高い埼玉県加須市と飯能市

千葉神奈川編 神奈川県は平均的に輩出し「全国最大の激戦区」

静岡編 伊豆半島は40チーム超の少年野球チームが活動

愛知編 県内中学卒業の選手から598人が甲子園球児

岐阜三重編 「日本一づくり特別強化事業」で底上げ

大阪編 さすが高校野球発祥の地 25年間で1705人

滋賀京都編 充実の滋賀県19市町すべてで輩出

奈良和歌山編 少数精鋭で鍛え上げる和歌山県

兵庫編 全国第2位895人輩出、地元・西宮市からは52人

山陰編 東の鳥取、西の米子で多くの甲子園球児を輩出

山陽編 岡山市から玉野市、倉敷市でかなりの甲子園球児

香川徳島 鳴門市から徳島市が「最も夏の甲子園球児の輩出率が高いエリア」

愛媛高知 宇和島東が53人輩出の原動力

福岡佐賀 全国1896区市町村で佐賀市が甲子園球児輩出数トップ

長崎熊本 離島勢の頑張りが目立つ長崎県