柳ケ浦(大分2位)の最速143キロエース右腕、東江(あがりえ)誠哉投手(3年)が2安打完封で初戦突破に貢献した。

この日の最速141キロの直球を軸に、スライダー、フォークで翻弄(ほんろう)。暑さもあり、3、4回には右足ふくらはぎがつっていたという。だが、春の県大会の背番号「10」から今大会で「1」を背負うようになった男は「背番号に合う投手になりたいと思い投げました」と、責任感で投げきった。

4月中旬にはセンバツ準優勝の明豊との練習試合で先発し、6回6安打4失点。試合も敗れたが「4点取られたが手応えはありました」と、その収穫を糧にした。