日本高野連と朝日新聞社は2日、8月に甲子園で開催予定の第103回全国高校野球選手権大会の臨時運営委員会をオンラインで開催した。新型コロナウイルス感染拡大抑止に向けた防止対策を協議。その結果、<1>全国大会の主な感染防止対策<2>地方大会用の新型コロナウイルス感染防止対策のガイドラインを作成し、各都道府県野球連盟に配布する、以上の2点を取り決めた。

<1>に関しては、甲子園練習の中止、球場のドリームシートの中止、アルプススタンド入場は学校関係者のみ、組み合わせ抽選会は従来のフェスティバルホールでの実施を取りやめ、オンラインでの開催などを検討することを決めた。

また地方大会でのブラスバンド入場に関しては、当該地域の感染状況や球場関係者の意向も踏まえた上で、可否を判断。入場可能と判断された場合は、人数は50人以内(楽器を使用し、応援する生徒)とし、演奏者間の距離をしっかりと取ることなどをガイドラインに盛り込んだ。