エンゼルス大谷の母校・花巻東(岩手)のエースで主軸を務めた菱川一輝投手(3年)が、東京6大学の明大に合格していたことが7日、分かった。

「ホッとしています。レベルの高いところ(東京6大学野球)でプレーしたかった」と話した。

投げては最速147キロ、打っては高校通算22本塁打の菱川は“二刀流”を大学でも継続させる。「投手をメインでやりたいと思っているけど、野手も可能性を考えたら、どっちもやる方がいいのかと思っています」。菱川にとってDH制を採用しない東京6大学は最適な環境であり、投打での活躍を目指す。

現在は、短いダッシュを中心とした走り込みを行って下半身の強化に取り組み、室内練習場で軽めの投げ込みも行うなど、次のステージに向けた準備を進めている。「大学1年生のころから神宮で投げて、150キロを出したい」と意気込んだ。

色紙には「逆境を笑え」と記し、「大学4年間はプロ入りを目指してやっていきたい」と目標を掲げた。