第105回全国高校野球選手権兵庫大会の4回戦までの組み合わせが決まった。今春センバツで21世紀枠の近畿地区推薦校に選出されながら選出されず涙をのんだ小野(兵庫)は、初の聖地へより一層気持ちを高めた。

抽選会に挑んだ小野の市橋慶祐主将(3年)は、春に届かなかった甲子園へ向けて、自身最後の夏にかける思いを語った。「センバツに落選したときは悔しさしかなくて、出られると期待していた部分もあった。なかなか立ち直りにくい部分もあったんですけど、そのときは夏まであと5カ月くらいしかなかったので、もう1回夏に向けて自分たちで頑張っていこうと思って練習してきました」。

同じ兵庫からセンバツに出場した報徳学園や社の試合もチェック。「報徳学園高校さんや社高校さんが甲子園に出て試合しているのを見たら、やっぱり僕らも甲子園に行って試合をしたいなとより一層思うようになった」と正直な思いも話した。

今春の兵庫県大会では16強入りし、今夏の第1シードも獲得。初戦は三木北と科学技術の勝者と7月8日13時から高砂市野球場で対戦することが決まったが、「自分たちが練習してきた野球をやるだけ。相手どうこうというより自分たちの野球で3年間の仕上げができるようにしたい」ときっぱり。もちろん見据えるのは憧れの聖地だ。「春の分もという思いも強い。甲子園目指して頑張りたい」。春の悔しさを糧に同校初の甲子園出場を目指す。【林亮佑】