東亜学園(東東京)は、残りアウト1つで、34年ぶりの甲子園出場を逃した。

序盤から点を取り合ったシーソーゲームの結末は、あまりに衝撃的だった。8回に相手の失策で勝ち越しに成功。6-5で最終回を迎えたが、9回に1失策と四死球が絡み一挙7点を失い、敗れた。武田朝彦監督(45)は「打つチームではないので、無駄な失点を防ぐことをずっとしてきた。私が指導しきれなかった」と最終回の難しさを語った。

1点を追う8回1死二塁。四球で出塁し、一時勝ち越しとなるホームを踏んだ笹本琢真内野手(3年)は「もっと盗塁したかったし、塁に出たかった」と悔しさをにじませつつ「野球は高校で終わりですが、今日の出来は75点。3試合も神宮で野球ができて楽しかった」と屈託のない笑顔で話した。最後の夏に決勝へ挑んだ経験に、後悔の色はなかった。【佐瀬百合子】

東亜学園エース三浦寛明ケガに苦しみながらも野球への思い、仲間の支えで背負った「1」/東東京