立命館宇治は夏4年ぶり4度目の聖地で、白星を挙げることはできなかった。
先発で195センチの2年生エース十川(とがわ)奨己投手は、7回途中13安打6失点で降板。「観客の多さや会場の雰囲気にのまれた。打たせるピッチングが持ち味なのに、今回はカウントを不利にしてから、長打を打たれた。回を重ねるごとに相手の長打力に対応できなかった」と反省した。
京都大会では準々決勝から決勝まで完投。その鉄腕ぶりを発揮できず。「あれだけ硬いマウンドは初めて。マウンドが硬い分、ボールが1~2個分浮いてしまって、プロ野球選手はこういうマウンドで投げミスなく投げているというレベルの違いを感じた」と振り返った。
里井祥吾監督(40)は「状態も思っていたより良くなかった。3年生に支えられて夏の大会を頑張ってくれた。来年また戻ってこられるように負けから学んでほしい。本人も練習熱心で研究熱心なので楽しみ」と期待する。6点を追った6回無死二塁で、高校通算43発の北川が適時打を放って1点を返し、9回も2点目を奪うなど打線も意地を見せた。19年夏以来の聖地1勝を目指し、スタートを切る。【中島麗】

