高校通算140本塁打を誇る花巻東(岩手)のプロ注目スラッガー、佐々木麟太郎内野手(3年)が12日、夏の甲子園2回戦の13日クラーク(北北海道)戦に向けて兵庫県内で最終調整した。チームとは別に宿舎で打撃フォームの動作確認やトレーニングを行っていたため、守備練習から合流。屋外での打撃練習は参加しなかったが「(スイングは)悪くはないと思っていますし、結果が出るかどうかは抜きにして、しっかり打席の中でベストなスイングをしたい」と話した。

先月の岩手大会は背中に違和感があった影響で、持ち前の長打力は影を潜めた。それでも、全5試合に出場して15打数5安打で打率3割3分3厘をマーク。夏の甲子園初戦の8日宇部鴻城(山口)戦でも、先制適時打を含む3打数3安打1打点と活躍した。今夏放った8安打はすべてが単打だが、直近の練習ではフリー打撃やロングティーで柵越えを連発するなど調子は悪くない。

花巻東にとっては8年ぶりの16強入りがかかる一戦に臨む。佐々木麟は「自分たちのやってきたことを精いっぱいやるだけですし、岩手県を背負って、花巻東を背負って戦っているので、一戦必勝でとにかく勝つことだけを考えてベストを尽くしたい」と力を込めた。